2025年 5月 カレンダー
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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1 井宿 |
2 鬼宿 |
3 柳宿 |
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4 星宿 |
5 張宿 |
6 翼宿 |
7 軫宿 |
8 角宿 |
9 亢宿 |
10 氐宿 |
11 房宿 |
12 心宿 |
13 尾宿 |
14 箕宿 |
15 斗宿 |
16 女宿 |
17 虚宿 |
18 危宿 |
19 室宿 |
20 壁宿 |
21 奎宿 |
22 婁宿 |
23 胃宿 |
24 昴宿 |
25 畢宿 |
26 觜宿 |
27 参宿 |
28 井宿 |
29 鬼宿 |
30 柳宿 |
31 星宿 |
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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1 満 |
2 平 |
3 定 |
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4 執 |
5 執 |
6 破 |
7 危 |
8 成 |
9 納 |
10 開 |
11 閉 |
12 建 |
13 除 |
14 満 |
15 平 |
16 定 |
17 執 |
18 破 |
19 危 |
20 成 |
21 納 |
22 開 |
23 閉 |
24 建 |
25 除 |
26 満 |
27 平 |
28 定 |
29 執 |
30 破 |
31 危 |
暦注の説明
要注意日(吉日と凶日が重なる日)
以下の日は本来の吉日要素と凶日要素が重複するため、特に注意が必要です。
5月1日:八十八夜 兼 不成就日・三隣亡
5月5日:大安 兼 月破大耗日
5月6日:大願成就日 兼 十二直「破」・月破大耗日・三隣亡
5月9日:寅の日 兼 不成就日
5月12日:巳の日 兼 受死日
5月17日:大安 兼 不成就日
5月18日:大願成就日 兼 十二直「破」・月破大耗日・三隣亡
5月24日:巳の日 兼 受死日
5月25日:天赦日 兼 不成就日
5月30日:大願成就日 兼 十二直「破」・月破大耗日・三隣亡
主な凶日一覧
上記以外にも、以下のような典型的な凶日があります。
十二直「破」の日:5月6日、18日、30日
十二直「危」の日:5月7日、19日、31日
月破大耗日:5月5日、6日、18日、30日
不成就日:5月1日、9日、17日、25日、31日
三隣亡:5月1日、6日、18日、30日
受死日(黒日):5月12日、24日
十方暮(期間):5月15日~5月24日
上記の日は、引っ越し・契約・門出など大切な行動を避け、可能であれば静かに過ごすのがおすすめです。
⚫ 受死日 (じゅしび) / 黒日 (くろび):
暦注の中でも特に凶日とされる日で、「黒日」とも呼ばれます。この日に始めたことは何事も悪い結果を招くとされ、特に婚礼、引っ越し、契約、開業など、新しい門出や重要な行事は避けるべきとされています。
⚫ 十死日 (じっしにち / じゅうしにち):
受死日に次ぐ大凶日とされることもあります。「十死一生」という言葉があるように、大きな災難に遭いやすい凶日とされ、こちらも新しい事への挑戦、旅行、建築などを始めるのは避けるべきとされています。
※暦注(吉日・凶日・二十八宿・十二直など)は諸説あり、地域や流派によって解釈が異なる場合があります。
暦注の解説
主な吉日
名称 (読み) | 説明 |
---|---|
一粒万倍日 (いちりゅうまんばいび) | 一粒の籾が万倍にも実る稲穂になるという意味。何かを始めるのに良い日とされ、特に仕事始め、開店、種まき、お金を出すことに吉。借金は凶。 |
天赦日 (てんしゃにち/てんしゃび) | 天が万物の罪を赦(ゆる)す日とされ、暦の中で最上の大吉日。何をやってもうまくいく、障害が取り除かれるとされる。特に結婚、開店、引っ越し、新しい事のスタートに最適。 |
寅の日 (とらのひ) | 虎は「千里を行って千里を帰る」力を持つとされることから、旅立ちや金運に縁起が良い日。「使ったお金が戻ってくる」とも言われ、財布の新調や大きな買い物、投資、宝くじ購入にも吉。 |
巳の日 (みのひ) / 己巳の日 (つちのとみのひ) | 蛇(巳)は弁財天(財運・芸事の神)の使いとされることから、金運・財運に縁起の良い日。銀行口座開設、財布の新調、宝くじ購入、弁財天へのお参りも吉。特に己巳の日は60日に一度でさらに縁起が良い。 |
大安 (たいあん) | 六曜の中で最も吉日。「大いに安し」の意味で、終日万事が吉。特に婚礼などのお祝い事に良いとされる。 |
大願成就日 (たいがんじょうじゅび) | 文字通り、大きな願いが叶うとされる日。何かを始めること、願い事をするのに適している。 |
辰の日 (たつのひ) | 龍(辰)は水を司り、上昇・発展の象徴とされることから、金運上昇や仕事運アップ、願い事をするのに良いとされる日。 |
福の日 (ふくのひ) | 七福神に由来するなど諸説あるが、福を招きやすいとされる日。 |
主な凶日
名称 (読み) | 説明 |
---|---|
不成就日 (ふじょうじゅび) | 何事も成就しないとされる凶日。事を起こす(契約、開店、結婚、願い事など)には不向き。静かに過ごすのが良いとされる。 |
受死日 (じゅしび) / 黒日 | 暦注の中でも特に凶力が強いとされる日。この日の葬儀は大凶(ただし、友引よりは良いとする考え方も)。それ以外の婚礼、建築、移転、契約などは全て避けるべきとされる最悪日の一つ。 |
十死日 (じっしにち/じゅうしにち) | 受死日に次ぐとされる大凶日。「十死一生」と言われるように、大きな災難に遭いやすく、成功率が極めて低いとされる。旅行や移転、建築など大きな行動は避けるべき日。 |
月破大耗日 (げっぱたいもうび) | その月の十二支と冲(衝突)する日のこと。万事に破れやすい、物が壊れやすい、人間関係が悪化しやすいなど、様々な障害が起こりやすいとされる大凶日。契約や大きな決断は避ける。 |
三隣亡 (さんりんぼう) | この日に建築事(特に棟上げ)を行うと、火災を起こし、それが三軒隣まで滅ぼすという言い伝えがある凶日。主に建築関係で忌まれるが、引っ越しなども避ける方が良いとされる。 |
十方暮 (じっぽうぐれ) | 特定の干支の組み合わせが続く10日間の期間。天地の気が相剋(対立)し、労多くして功少なし、失敗しやすい、道に迷いやすいなどとされる凶期間。大きな決断や新規開始、旅行、結婚などは避けた方が良い。 |
二十八宿について
二十八宿(にじゅうはっしゅく)は、天球を28のエリア(宿)に分け、月がどの宿にあるかでその日の性質や吉凶を見るものです。各宿にはそれぞれ意味があり、行動の吉凶(建築、旅行、婚礼、衣類裁断など)が定められています。カレンダーにはその日の宿名が表示されています。(例:鬼宿日は婚礼以外は吉など)
十二直について
名称 | 読み | 意味・吉凶など |
---|---|---|
建 | たつ | 万物を建て生じる日。吉。新規事始、建築、移転、開店、婚礼に良し。 |
除 | のぞく | 障害を取り除く日。吉(婚礼・旅行以外)。掃除、治療開始、種まきに良し。 |
満 | みつ | 全てが満たされる日。吉(動土・移転以外)。建築、移転、婚礼、祝い事に良し。 |
平 | たいら | 物事が平らかになる日。吉(穴掘り・種まき以外)。地固め、相談事、婚礼に良し。 |
定 | さだん | 善悪が定まる日。吉(移転・旅行以外)。開店、建築、婚礼に良し。 |
執 | とる | 万物を執行し、執り行う日。吉(金銭の出し入れ以外)。祝い事、種まき、建築に良し。 |
破 | やぶる | 物事を突破する日。吉(祝い事以外)。訴訟、談判、漁に良し。※月破大耗日とは別。 |
危 | あやぶ | 万事に危うい日。凶。旅行、登山、船出などは避けるべき。 |
成 | なる | 物事が成就する日。吉(訴訟以外)。新規事、建築、開店、移転に良し。 |
納 | おさん | 物事を納め入れる日。吉(見合い・婚礼以外)。収穫、購入、商品仕入れに良し。 |
開 | ひらく | 塞がりが開通する日。吉(葬式以外)。建築、移転、開店、婚礼に良し。 |
閉 | とづ | 万物を閉じる日。凶(金銭収納・墓作り以外)。契約、会議、婚礼などは避ける。 |
二十八宿(にじゅうはっしゅく)について
概要と日本への伝来
二十八宿は、古代中国で生まれた天文学・占星術の一つで、月の天球上の位置(通り道である白道)を28のエリア(宿)に不均等分割したものです。それぞれの宿には星座が割り当てられており、月がどの宿に入っているかで、その日の吉凶や行うべきこと・避けるべきことなどを判断しました。
日本には飛鳥時代に伝わったとされ、天文学的な季節の指標としてだけでなく、日々の運勢を知るための占いのツールとしても広く用いられました。各宿には「種まきは吉」「婚礼は凶」といった吉凶(暦注)が割り振られ、暦に記されて人々の生活指針となりました。
暦注(れきちゅう)とは?
昔の暦の余白などに書き加えられた、日々の吉凶や運勢、禁忌などに関する注記のこと。「大安」「仏滅」などの六曜も暦注の一種ですが、かつては二十八宿の方が重視されていたとも言われます。
二十七宿との関係と宿曜占星術
二十八宿はインドにも伝わり、月の公転周期(約27.3日)に合わせて「牛宿」を除いた「二十七宿(にじゅうしちしゅく)」として発展しました。これが後に中国へ逆輸入され、日本にも伝わりました。現在、日本で「宿曜占星術(すくようせんせいじゅつ)」として知られる占いは、主にこの二十七宿を用いることが一般的です。
宿曜占星術では、生まれた時に月がどの宿にあったかで、その人の性質や運勢、他者との相性などを占います。特に相性占いに優れているとされ、戦国武将の織田信長も戦の戦略に用いたという逸話が残っています。
二十八宿の種類と吉凶の例
以下に、伝統的な二十八宿(牛宿を含む)の各宿の簡単な意味や吉凶の例を紹介します。二十八宿は東西南北を守護する四神獣(青龍・玄武・白虎・朱雀)ごとに7宿ずつグループ分けされています。
- 東方青龍(とうほう せいりゅう)
- 北方玄武(ほっぽう げんぶ)
- 西方白虎(せいほう びゃっこ)
- 南方朱雀(なんぽう すざく)
※距星(きょせい)とは、各宿の基準となる比較的明るい星のことです。
東方青龍に属する七宿
角宿(かくしゅく/すぼし)
距星:おとめ座α星スピカ
吉:婚礼、開業、神事、着始め(新しい服を着る)
凶:葬式
亢宿(こうしゅく/あみぼし)
距星:おとめ座κ星
吉:結納、種まき、習い事始め、家畜購入
凶:建築
氐宿(ていしゅく/ともぼし)
距星:てんびん座α星ズベン・エル・ゲヌビ
吉:婚礼、種まき、開業、旅行、移転、建築
凶:葬式、田畑購入
※「氐」は正式には下に横棒が入る字。
房宿(ぼうしゅく/そいぼし)
距星:さそり座π星
吉:開店、旅行、婚礼、神事、建築(特に吉)
凶:衣類裁断、田畑購入
※驕りは運気低下を招く。
心宿(しんしゅく/なかごぼし)
距星:さそり座σ星アル・ニヤト
吉:旅行、神事、仏事、移転
凶:建築(盗難に遭うとされる)
尾宿(びしゅく/あしたれぼし)
距星:さそり座μ1星
吉:移転、改築、開業、婚礼、学問始め
凶:衣類裁断、着始め
箕宿(きしゅく/みぼし)
距星:いて座γ星アル・ナスル
吉:酒造り、種植え、財産蓄積
凶:婚礼(大凶)、葬式
※驕りを特に戒める日。
北方玄武に属する七宿
斗宿(としゅく/ひきつぼし)
距星:いて座φ星
吉:建築、不動産・車購入(形に残るもの)、開業(利益に繋がる)
凶:家の解体
牛宿(ぎゅうしゅく/いなみぼし)
距星:やぎ座β星ダビー
吉:万事に大吉(鬼宿に次ぐ吉日)
※二十七宿には含まれない。
女宿(じょしゅく/うるきぼし)
距星:みずがめ座ε星アルバリ
吉:武器製造、芸事稽古、髪の手入れ
凶:他は多くが凶、特に葬式(大凶)
虚宿(きょしゅく/とみてぼし)
距星:みずがめ座β星サダルスウド
吉:入学、学問始め、着始め
凶:相談事(大凶)、建築(不幸を招く)
危宿(きしゅく/うみやめぼし)
距星:みずがめ座α星サダルメリク
吉:酒造り、壁塗り、薬調合、建築
凶:高所作業、船旅
※大きな行事は慎むべき日。
室宿(しつしゅく/はついぼし)
距星:ペガサス座α星マルカブ
吉:結婚、移転、祈願、仏事、戦闘(積極的な行動が吉)
凶:葬式
壁宿(へきしゅく/やまめぼし・なまめぼし)
距星:ペガサス座γ星アルゲニブ
吉:婚礼、新築、開業、旅行
凶:南への旅行
西方白虎に属する七宿
奎宿(けいしゅく/とかきぼし)
距星:アンドロメダ座ζ星
吉:棟上げ、酒造り、衣類裁断、出張、仏事、元服
凶:新規開店など新しい事始め
婁宿(ろうしゅく/たたらぼし・たたみぼし)
距星:おひつじ座β星シェラタン
吉:万事に吉(移転、婚礼、建築など)。衣類裁断(寿命が延びる)
凶:南への旅行
胃宿(いしゅく/えきえぼし・こきえぼし)
距星:おひつじ座35番星
吉:就職、婚礼、建築(積極的な行動が吉)
凶:衣類裁断(大凶)
昴宿(ぼうしゅく/すばるぼし)
距星:おうし座η星アルキオーネ(プレアデス星団)
吉:祝い事全般、祈願、移転、井戸掘り
凶:衣類裁断
畢宿(ひつしゅく/あめふりぼし・あけりぼし)
距星:おうし座ε星アイン(ヒアデス星団)
吉:神事、祭礼、婚礼、建築、農作業全般
凶:衣類裁断、金銭支出
觜宿(ししゅく/とろきぼし)
距星:オリオン座λ星メイサ
吉:入学のみ
凶:開店、投資、建築(特に新築は家財を失うとされる)
参宿(しんしゅく/からすきぼし)
距星:オリオン座ζ星アルニタク
吉:建築、養子縁組、旅行、縁談、商談
凶:衣類裁断
南方朱雀に属する七宿
井宿(せいしゅく/ちちりぼし)
距星:ふたご座μ星
吉:種まき、神事、婚姻、井戸掘り、商談(他人への親切が返ってくる)
凶:衣類裁断(離婚に繋がる)
鬼宿(きしゅく/たまほめぼし・たまおのぼし)
距星:かに座θ星
吉:万事に大吉(二十八宿で最吉)、「鬼宿日」と呼ばれる。
凶:婚礼、西への旅行(※説あり)
柳宿(りゅうしゅく/ぬりこぼし)
距星:うみへび座δ星
吉:伐採、物事の決断
凶:多くが凶(婚礼、建築など)。特に葬式(不幸が重なる)
星宿(せいしゅく/ほとおりぼし)
距星:うみへび座α星アルファルド
吉:乗馬始め、改築、療養開始
凶:種まき、祭り、葬式
張宿(ちょうしゅく/ちりこぼし)
距星:うみへび座υ1星
吉:祈願、婚礼、開業、就職、新築、旅行、種まき、養蚕(成果が期待できる)
凶:衣類裁断
翼宿(よくしゅく/たすきぼし)
距星:コップ座α星アルケス
吉:種まき、旅行、衣類裁断
凶:婚礼(離婚に繋がる)、高台への建築
軫宿(しんしゅく/みつかけぼし・からすぼし)
距星:からす座γ星ギェナー
吉:婚礼、開業、出張、棟上げ、入学、習い事始め
凶:北への旅行、衣類裁断(火災を招く)
※暦注(吉日・凶日・二十八宿・十二直など)の解釈や重要度は、時代や流派、個人の考え方によって異なる場合があります。あくまで参考情報としてご覧ください。
2025年5月:暦と星々が示す、好機と注意点が交差する一ヶ月
2025年の5月は、日本の暦や東洋占星術、そして天体の動きから見て、特別な意味合いを持つ一ヶ月となりそうです。特に金運に関して強いエネルギーが示唆される一方で、日々の選択や行動には慎重さが求められる側面も併せ持っています。この時期の過ごし方が、その後の運気の流れに影響を与える可能性も指摘されるため、日々の特性を理解し、意識的に過ごすことが有益でしょう。
際立つ金運のポテンシャル
特筆すべきは、金運に関するポテンシャルです。2025年は60年に一度の「乙巳(きのとみ)」の年にあたり、その中でも5月は「辛巳(かのとみ)」の月となります。「巳」は伝統的に財運や豊かさに関連付けられるシンボルであり、この「巳」が年と月で重なることで、金運エネルギーが非常に高まる時期と考えられています。財に関する計画や行動には、良い追い風が期待できるかもしれません。
天体の動きと初期の好機
月の初めには、宇宙からの後押しも注目されます。4月から続いてきた、全天体が順行する稀な期間(いわゆる「10天体順行」)が5月4日まで継続します。また、特定の宇宙エネルギーが流入しやすいとされる期間(いわゆる「ブルズゲート」)も5月5日にピークを迎えるとされます。これらは、物事をスムーズに進めやすい、あるいはインスピレーションを得やすい時期と解釈できます。
暦が示す注意点:吉凶の重なり
一方で、5月の暦は複雑な様相を呈します。吉日とされる日(一粒万倍日、大安、寅の日など)と、凶日とされる日(不成就日、月破大耗日、受死日など)が同日に重なるケースが多いのが特徴です。
このため、日を選ぶ際には注意が必要です。
- 純粋な吉日: 凶と重ならない吉日(例:5月3日, 10日, 11日, 21日, 22日, 23日, 27日, 29日など)は、その日の持つ良いエネルギーを素直に受け取りやすいでしょう。
- 重なる日: 吉凶が重なる日(例:5月1日, 5日, 6日, 9日, 12日, 17日, 18日, 24日, 25日, 30日など)は、吉日の力を活かしつつも、凶日の意味合い(例えば不成就日なら「実りにくい」、月破大耗日なら「破れやすい」など)を考慮し、重要な契約や大きな決断、新規スタートには慎重になるのが無難とされます。
- 注意すべき期間・凶日: 上記以外にも、物事が停滞しやすいとされる「十方暮(5/15~24)」の期間や、「破」「危」「三隣亡」といった特定の日には、それぞれの意味合いを理解し、リスクを避ける行動が推奨されます。
転換期を示す星の動き
天体の配置も変化の時を迎えます。5日には冥王星が逆行を開始し、社会全体の大きな変容のペースが一時的に緩やかになり、見直しや内省の機会が増えるかもしれません。また、25日には土星が星座を移動(牡羊座へ)し、具体的な行動や挑戦、それに伴う試練を通じての成長を促すエネルギーが強まる可能性があります。
期間・特定日の過ごし方
- 天一天上(5月24日~6月8日): 方位を気にせず動ける期間とされ、旅行や移動に適します。また、住環境を整える(特に掃除)ことが運気を上げると言われています。
- 八十八夜(5月1日): 季節の節目として古来より大切にされてきた日ですが、今年は暦注上の「不成就日」と重なります。季節の変わり目として、新茶を味わうなど、穏やかに過ごすのが良いでしょう。
まとめ
2025年5月は、強い金運の好機と、暦や星の示す注意点が同居するダイナミックな月です。運気の波を理解し、良いタイミングは逃さず、注意が必要な時期は慎重に行動することで、この特別な月のポテンシャルを最大限に活かすことができるでしょう。日々の情報を参考に、計画的かつ柔軟な姿勢で臨むことが、より良い流れを創り出す鍵となりそうです。
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